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当院では、まず、赤ちゃんを授かりにくい原因は何かを調べて治療の方針を立てていきます。
検査が不十分なままで治療を進めていくと、無駄に大切な時間やお金を費やしてしまうおそれがでてしまうからです。
これらの検査は月経周期に合わせて検査をしていきますので、一通りの基本検査を行うのに、約1か月間に5~6回の受診となります。
精液検査は、男性は受診されなくても、自宅で精液を検査専用容器に回収し、奥様がその容器をクリニックに持参して検査をすることもできます。
約半数のカップルに男性側に原因が見つかるため、早めに受けて頂きたい基本検査となります。
これらの検査の多くは保険が適応されます。
ひととおりの基本検査を受けるための自己負担額は、およそ3~4万円程度となります。
不妊検査には限界があり、見つけることができない原因もあります。
卵管のピックアップ障害、微細な子宮内膜症、受精障害、着床障害などがそれにあたります。
卵子の質も基本検査では確認することはできません。