ホーム > 保険による生殖補助医療について
生殖補助医療が保険適用され、経済的負担が軽減されることは、不妊治療を受けられる方にとって非常に朗報だと思います。
しかし、保険診療での生殖補助医療は、標準的な生殖補助医療であり、使用出来るお薬の種類や量、検査回数、治療方法などに制限があるため、患者さん個人に合わせたオーダーメイドの治療はできません。したがって、初めて生殖補助医療をされる方や若い方などは、まずは保険での生殖補助医療治療から始められるといいと思いますが、個人差もありますため、外来にて担当医と相談して治療計画を立てていきましょう。
自費診療では、一人ひとりの患者さんに適した治療を考え、当院では高い妊娠実績を誇っておりますが、この高い妊娠率を維持するように今後も努める使命があると考えます。そのため、当院では自費診療も従来どおり継続し、保険診療での標準的な治療では妊娠が難しい患者さんにも十分な治療が提供できるようにして参ります。
患者さんにおかれましては、保険診療と自費診療のメリット・デメリットにつきまして十分にご理解の上、治療を選択してくださいますようお願いいたします。
後藤レディースクリニック 院長 後藤 栄